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執筆者の写真妄想フォレスト ほきあ

コミックマーケット100と今後の活動について



ブログの更新がだいぶご無沙汰になってしまいました。

元々は小ネタも挟みながらもこまめに更新するつもりでしたが、諸々の制作作業や旅に時間を割いてしまっているためそういうわけにはいかない…

ということで、これからはニュースリリースやTwitterでは綴り切れないお話や想いなどををブログに記載していければと思っています。


さて、本題なのですが

表題のとおり、コミックマーケット100参加して参りました。


来ていただいた皆様、SNSで拡散をしてくださった皆様、通販をご購入の皆様

改めまして、私ほきあの一生懸命作らせていただいた本に興味を持ってくださり、また購入してくださり、誠にありがとうございました。


今回は約3年ぶりの新刊、かつ本当に久々の旅に関する本でした。

久しぶりに起動した編集ソフト、久しぶりに動かした誌面デザインを司る脳ミソ、中々復帰に時間が掛かってしまいました。

その上、6月までは諸々の音楽制作の納期が立て続けに到来し、実は本誌制作に関して本腰を入れ始めたのは6月下旬から7月に入ってからでした。7月に入ってからも週末は予定していた旅の予定が各週に入っており旅する際はいつもパソコンを持ち歩きながら移動時間の合間や滞在先のホテルで作業するなどしていました。


そんな多忙を極める中でも、

以前から掲げていたとおり「音楽制作がメインになった今でも旅の本を出したい」という気持ちが強かったのか、ここまでのものを制作することができたので、我ながら自分でもよくここまで出来たなと、完成物を目にした時改めて感じました。

今から振り返ってみても、音楽クリエイターに注力してきた2020年からの1年半、私自身の原点、妄想フォレストの原点である「旅」に関するアウトプットは何等か形に残るものにしたいという気持ちは消えることなく自分の中にあったような気がします。


そしてコミケ当日。

まずは第100回という記念すべき機会に、「サークル出展」という形で携われたこと、コロナ禍を経て再びビックサイトの地に戻ってこれたことに関して非常に感慨深い気持ちになりました。

そしてなにより、コロナ禍に台風という状況の中でも妄想フォレストへ足を運んでくださる方々や仲間たちとの邂逅、応援の言葉、お褒めの言葉が何よりも嬉しく感じました。それだけでも、自分の大部分を注ぎ込んで作った甲斐があったと強く思えます。

実際の売り上げは正直、今までに見たことの無い数字でした。しかし、当日に感じた悦びだけで、胸を張ってビックサイトを後にすることが出来ました。


第100回目のコミケを終えて思ったこと、

やっぱり以前のように多くの方に楽しんでもらえるものを、ここで提供するのは難しいと思いました。

それは、コロナ禍で客足が遠のいてしまったことが一番大きいと感じています。

今回参加をしてみて、やはりチケット制であること、コロナ禍であること、それでもコミケに来る人はフラっとくる客層ではなく、皆目的をもってやってくる人に絞られます。

そういう人たちの中で、どれだけの人が妄想フォレストの本を狙ってくるのか、私のようなTwitterフォロワー数が1000人も超えていないようなサークルの本に目を向けてくれるか、そう考えたとき、余っている在庫を目の前に「ああ厳しいな」と思わざる得ませんでした。


なので今後急に売れっ子になれるなら話は別ですが、

当面の間は妄想フォレスト企画で紙の書籍を出すのは、事実上の休止としようと思います。


ただ引き続き機会があれば、旅について何らか本のような形でまとめていきたいとも思っています。

音楽クリエイターを引き続きメインにしていことは変わらないですが、今後は書籍ではない形で旅の本は引き続き出す何か手立てを考えていきたいとは思っています。電子書籍とかいいかなぁなんてうっすら考えています。

「ほきあの旅本 Vol.1」としたのも、今後気まぐれでVol.2以降が出るかもという期待を込めて付けたのでそれが、まだ旅本を諦めていないという意思だと思っていただければと思います。


引き続き、ほきあの旅についてご注目いただけますと幸いです。



ほきあ





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